数名のお客様より、ご注文頂いた参六さゆり椀が仕上がりました。多めに製作したので、今の所在庫は有ります。只、ご注文で無くなる場合が有ります、ご注文時に無い時は暫くお時間頂きます。

近くのうるし橋公園の桜の木です。今年は例年に無く暖冬で開花も早くなるかと思いましたが、３月後半から寒いひが有り、結局例年と同じ時期になりました。

故杉下　繁とその門下２０人展が、１７日に無事終了しました。大勢の方にご高覧頂き有難うございました。ご案内を差し上げ、会場にお越し頂いた方々に、御礼申し上げます、重ね重ね有難うございました。

長野市に在るギャラリー「ガレリア表参道」で、木曽漆器の製作について、指導・発展に尽力された故杉下　繁先生の回顧展が開催されています。影響をお受けた者のうち２０人が出品し、私も参加しています、１７日まで開催していますので、ご高覧頂ければ幸いです。尚、７日(土)は当番で在廊しています。

昨年の小田原・箱根木製品２００６実行委員会主催、第4回全国「木のクラフトコンペ」で楢造曲物胴張箱膳が、大賞に次ぐ金賞を受賞しました。一般的に箱膳と言うと角物ですが、箱膳という身と蓋とからなるテーブルウェアーで、丸い挽物とは違い、楢の木の薄板を曲物手法で角胴張り状につくられやわらかでふくやかな形の膳として茶櫃にも使える。軽くて堅牢で胴張りの大きさと形が良い。角部にお張られた麻布の漆仕上げは溜塗とバランスが良く高い品格が感じられる機能性の良い道具であるとの事。その点が受賞理由でした。