明けましておめでとうございます。当サイトから、お仕事やご注文頂いた方々、並びにご覧頂いている方々、昨年は色々とお世話になりました。作る工程に於いては妥協せず、物作りに勤しみたいと思います、皆様に於いては、健康で少しでも良い年で有ますよう、お祈り申し上げます。本年も変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い致します。

全種類の八角箸の価格について、長い間気づかずに間違えて掲載してました。お客様にご指摘をされて判りました、大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

様々な技法についての項目に、目摺り錆について記載しました。

11月１６日に、中国漆芸家の方々との交流会に参加しました。中国の漆画では最高峰のＫ先生と、ドイツでアート研究を学び日本で漆を学び現在大学講師をされている娘さんと、先生の影響を受けている、清華大学美術学院の副教授、東南大学教授、中国芸術研究員教授、中国人民大学院講師、中国中南民族大学美術学院講師、清華大学美術学院講師の、８人が当地に来られました。Ｋ先生の出会いは、今から１７年位前で、日本の数箇所で個展をされたりした折、木曽に来られた時にお行き会し、その気さくな人柄に酒間の席等でも楽しい一時を過す事が出来ました。久し振りにお行き会いした先生は、近年少し体調を崩されているとの事でしたが、想像以上にお元気で、来られた時に書いた景色や動物等のデッサン画を見せて頂きましたが、バイタリティー溢れるその描写力や力強さに感嘆しました。他の方々も熱心で、自分自身も新たな気持ちにさせられた交流会でした。

公民館と共催の元、木曽漆器館の主催事業の一環に、食文化体験講座があり、その中に蕎麦打ちの講習が有ります。昨年に引き続き、蕎麦打ちの講師を頼まれたので、11月13日と１５日の二回行い、出掛けて行きました。両日共、10名限定で行い、参加された皆さん熱心に受けられました。


当日は、地元で採れた蕎麦の実を挽いた粉を使い、初めてなので繋ぎ粉を二割使う、二八蕎麦を打ちました。今年の粉は、昨年よりかなり挽き方が荒かったので、皆さん苦労されていました。でも、食した時は自分自身が打った蕎麦に感動し喜んでおられました。