| 盛器 A-1 仕上がり situgei 盛器 A-1 2009-3-17 16:02 1897 0
仕上がった盛器です。導管を埋める作業と摺りを、数回毎に繰り返して仕上げていく方法で、今回は艶消しの仕上げにしました。一般的に言われている摺り仕上げとは違い、大変手間が掛かります。伝統工芸展等の刳り物や轆轤の作品にも施されているのは、艶を出して仕上げてある方法が一般的ですが、今回は、あえて行っている人が居ない艶消しの方法を執りました。 |
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| 櫛 A 塗り前 situgei 櫛 A 塗り前 2009-3-25 18:14 1786 0
漆塗りを頼まれた、ミネバリ材の男性用櫛です。古くは柘植が多く使われていた櫛ですが、材料の枯渇から近年はミネバリ材が主になっています。櫛の一本々が、かなり細く隙間も1mm未満と狭いので、技術を要します。仕上がりましたら画像アップします。 |
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| 水指し蓋 A situgei 水指し蓋 A 2009-4-2 12:54 1709 0
愛知県の抹茶・煎茶・茶道具の専門店様が、私のHPを見て製作を依頼され、仕上がった水指しの蓋です。三体とも絞り込んだ楕円形で、その内の2つは八角と、ねじり込んだ輪花の八角と、手の込んだ作りです。天縁は、三体とも正面と裏は凸に、側面は凹の全体が不均等の山道に作られており、普通の平らな合わせで作ると、側面の方が5mm位浮く蓋の作りになってしまい、そのままだと、蓋かカタカタと動いてしまいます。それでは使い難く、御点前で茶室に持ち入れる際も、間違い無くカタカタと鳴ると思いました。その為口がピタリと合う様に、何回も「塗り→合わせ直しの下地→研ぎ」を繰り返し仕上げました。今回の蓋は、依頼者様のご希望で、表は艶有りの上塗りに仕上げてあります。 |
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| 刳り物片口 A-1 仕上がり situgei 刳り物片口 A-1 2009-4-8 11:39 1894 0
塗りが仕上がった片口です。其々の表情がより判る様に、艶消しの木地溜塗りに仕上げました。オンリーワンの木地作りが、良く判ると思います。 |
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| シンク周り等への漆塗り A-1 situgei シンク周り等への漆塗り 2009-5-3 22:26 1994 0
諏訪地方の古民家をリフォームして住まわれた、若い御夫婦にシンク周りとガスレンジ周りの漆塗りを頼まれました。塗る範囲は少しですが、御夫婦のご希望の色の、上塗り仕上げにします。仕上がりましたら画像アップします。 |
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| 衝立の台 A-1 situgei 衝立の台 2009-5-9 21:56 1983 0
木工家の般若さんに、摺り仕上げを頼まれた衝立の台です。元々、脚がついていない衝立を依頼主が所有していて、それに着ける台との事です。仕上がりましたら画像アップします。 |
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| 桧ぐい呑み A−1 situgei 桧ぐい呑み 2009-5-13 14:37 1802 0
地元の木地屋さんに漆塗りを頼まれた、桧のぐい呑みです。外側の中心部が、えぐる様に丸く取ってあるので、持ち易い作りです。仕上がりましたら画像アップします。 |
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| シンク周り等への漆塗り A-2 situgei シンク周り等への漆塗り 2009-6-6 10:48 1900 0
シンクやガスレンジ周りの漆塗りが、仕上がった様子です。依頼主のご希望で、黄色の漆塗りでとの事で仕上げました。色漆の場合は、仕事場に設置して有る室(むろ)の様に、完全な密閉性が出来る空間がないと、忠実に近い色を出す事が難しいです。増してや今回の様に、白木の状態の時に既に使われていますと、油分が木に染み込んでいる所が微妙に有り、乾きの斑が出やすいです。そう言う事では、今回の仕上げは非常に難儀しました。長年使用して行くと、黄色身が増して行くでしょう。 |
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| 欅造厨子 1−1 situgei 欅造厨子 2009-7-9 15:04 1919 0
仕上がった厨子です。観音開きの、戸の付け根の部分の差し込み具合等、牧野さんの作りの精度には、何時も感心させられます。総体を「目止め艶有り摺り」仕上げにと頼まれました、仕上がって見ますと、目止め摺り仕上げも良い物だなと、あらためて気づかされました。 |
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| 欅造厨子 1−2 situgei 欅造厨子 2009-7-9 15:09 1907 0
内側は「朱」の塗り立て仕上げです。明るめの「朱」でと頼まれました、最初は厨子だから暗めの朱の方が合うのではと、個人的には思いましたが、以外や以外、仕上がって見ると明るめの「朱」の方が良かったと思いました。 合掌。 |
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