| 櫛 A 塗り前 situgei 櫛 A 塗り前 2009-3-25 18:14 1792 0
漆塗りを頼まれた、ミネバリ材の男性用櫛です。古くは柘植が多く使われていた櫛ですが、材料の枯渇から近年はミネバリ材が主になっています。櫛の一本々が、かなり細く隙間も1mm未満と狭いので、技術を要します。仕上がりましたら画像アップします。 |
|
| 五段印籠 A-2 situgei 五段印籠 A 2010-8-26 8:37 1799 0
印籠は、印籠継ぎと言われている様に、継手の精度が要求されます。棗の様に丸く回転出来る物は楽ですが、印籠の様に回転出来ない物は、合わせ目部分の精度を高める事が一番難しいです。今回は直接の取引ではないので判りませんが、気に入って頂ければ有り難いです。 |
|
| 刳り物片口 C-1 situgei 刳り物片口 C-1 2010-3-11 9:13 1804 0
木工家の牧野さんに漆塗りを頼まれた、ノミ目を活かした「くり物」の片口です。キハダ材を彫りこんで造形した物で、ふっくらとした布袋型で、今までの物と比べても大きい物です。仕上がりましたら画像アップします。 |
|
| 桧ぐい呑み A−1 situgei 桧ぐい呑み 2009-5-13 14:37 1806 0
地元の木地屋さんに漆塗りを頼まれた、桧のぐい呑みです。外側の中心部が、えぐる様に丸く取ってあるので、持ち易い作りです。仕上がりましたら画像アップします。 |
|
| 千両箱 A-2 situgei 千両箱 2012-5-4 10:05 1813 0
塗りが仕上がった千両箱です。付いている金具を全て外し、本体の内側のみをマスキングし、蓋の表裏含め総体を塗りました。桐は大変柔らかい素材なので、そのまま(地塗り)塗りを重ねて行った仕上げの場合、僅かな衝撃でも凹んでしまうので、今回は依頼主とのご相談で、総体に麻布を貼り下地をして行く、本堅地の技法で仕上げました。手間と金額の張る技法ですが、一番強度と耐久性の有る昔ながらの下地技法です、T様大変長い間お待たせ致しました、気に入って頂けたら幸いです。 |
|
| 7寸 欅皿 2 situgei 7寸 欅皿 2010-8-21 16:02 1815 0
前回と同じく途在る、お店から漆塗りを頼まれた7寸の欅皿です。表の鏡のみ、黒縁採りの木地溜め塗りですが、木地溜め塗りは簡単な様に見えますが、やはり難しいです。刷毛目も無く、塵等の節も無く、導管のピンホールも無く仕上げる事が、如何に難しいか・・・。 |
|
| 篠笛 2 situgei 篠笛 2009-3-8 21:58 1823 0
塗り上がった篠笛です。竹籤(たけひご)の部分を黒の艶消しで、それ以外の部分を本朱の艶消しの塗り別けにした、塗り立てで仕上げました。塗った事で、より良い音色が出てくれれば良いのですが・・・、ピーヒョロロ。 |
|
| 万年筆 B-1 situgei 万年筆 B 2013-8-5 16:03 1825 0
前回と同じ方に漆掛けを頼まれた、万年筆です。今回の素材は黒柿の物で、一般的に黒柿を素材として用いた場合は、漆掛けを施す事は無い様ですが、使用していった場合、汚れ等で汚くなる事が想像出来るので、漆掛けが可能か、ご相談を受けました。やり方によって陰影の出る技法が有りますので、お引き受け致しました。仕上がりましたら画像アップ致します。 |
|
| 鼓 2 situgei 鼓 2008-5-11 17:54 1827 0
仕上げました鼓です。今回は、艶消しの塗り立て仕上げで頼まれました。研いで艶を出す呂色仕上げも頼まれますが、鼓の難しい所は、持ち手の部分の如弧(じょこ)と、膨らんだ部分の乳袋(ちちぶくろ)との内角の部分、弧極(こきょく)と言われる部分の仕上げです。漆が溜まって、丸く仕上がってしまうようでは駄目です。いつも仕上げるのに、気合が入る品物の一つです。ちなみに、依頼される方とのやり取りでは、鼓と言わず「よ〜 ポン」と言っています。(笑) |
|
| 桧ぐい呑み A−2 situgei 桧ぐい呑み 2009-9-15 10:41 1867 0
塗りが仕上がったぐい呑みです。外側は木地溜めにし、内側を朱と黒の2種類に仕上げました。材は桧なので木地溜め塗りの場合は黒っぽくなりやすいですが、思った以上に木目が透けて良かったです。 |
|