木曾平沢町並み保存会   NPOビレッジならかわ   しおじりひろば   塩尻・木曽フィルムコミッション  
メイン
仕事内容
こだわり
道具・材料
その他
お問い合わせ・ご注文
リンク
工房日記
前月2024年 12月翌月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
<今日>
今日の予定 (書き込みが無い場合は工房で仕事をしてます)
予定なし
このサイトについて
リンクバナー


リンク
SmartFAQ is developed by The SmartFactory (http://www.smartfactory.ca), a division of InBox Solutions (http://www.inboxsolutions.net)

少しばかり漆器の製造をしている者ですが、惣身粉のところで刻芋(こくそ)を作る際、生の木粉はお勧めしませんと述べられていますが、如何してですか?
回答者: Situgei 掲載日時: 22-Jan-2009 12:09 (1561 回閲覧)
ご質問の件ですが、2つの良くない事が有ります。一つは、こくそが硬化して行く際、生の木粉の場合収縮率が高いので、因り刻芋自体が凹みます。その為、特に修理等の板剥の部分の割れた所を埋めた場合等は、時間が経つと両側に突っ張られて、又割れが出て来ますし、同じように内角部分のかい廻しの場合もひび割れが出ます。二つめは、刻芋を作る際、勿論米糊自体を充分冷ましてから練り合わせると思いますが、其れでも生の木粉の場合僅かな微生物が居て、その為米糊漆と言う餌になる物が来る事で傷みやすくなります、最初は気づかないですが、長年経つとボロボロと簡単に剥がれます。試しに、生の木粉で作った刻芋を何かに着けて数年後に確認して視て下さい。以上、2つの点でお勧め致しません、作る上で参考にして頂ければ幸いです。


最近の作品
最近の請け仕事
欅椀 D-1 (2018-4-28)
欅椀 D-1
八角黒檀 K-2 (2018-1-3)
八角黒檀 K-2
八角黒檀 J-3 (2018-1-3)
八角黒檀 J-3
先角八角色漆 E-2 (2018-1-3)
先角八角色漆 E-2
最近の修理品