不躾な事を言って申し訳ありませんが、作る工程や材料等こだわりを持って作られている様ですが、採算性を考えると過ぎている感じもするのですが・・・?。
回答者: Situgei 掲載日時: 07-Jul-2009 21:33 (1455 回閲覧)
ご指摘の通り、過ぎているかもしれません。手を抜くではないですが、その工程を省く事で早く仕上がったり、売価を下げる事が出来ると思います。けれども、その工程を省く事で耐久性が無くなったり、僅かでも人体に影響が有るような事だけは避けたいと思います。下地の工程の木地堅めを、漆で無く科学塗料を使ったり、擦り仕上げ等で木地の木目や色を初めから鮮やかに出したいが為に、ステイン等で着色している方が居ますが、その様な事はしたくないです。増してや、食器等はどんなに大事に使って行っても擦れたり欠けたりします、と言う事は前述の様な科学塗料の下地や木地堅めの部分が、僅かでも吸収される可能性が有ると言う事です、漆等の天然の材料のみの仕上げでしたら、人畜無害で何ら問題ない事です。又、修理等の事を考えると天然素材の物でしたら、修理も非常にやり易いです、例えば、科学塗料で木地堅めをして有る擦り仕上げの品物を直す場合、浸透力の性で木地を新たに磨き直しても、斑になる部分が有りますし、増してやそれを木地溜めに仕上げて欲しい等と言われた場合は、斑になり閉口してしまいます。物作りは仕上げればお終い、売ればお終いでは無いと思います、修理に戻って来る先の事まで考えると、過ぎる位の方が良いのだと思います。
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