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室の販売の記載で、壁の内側は仕上げの鉋を掛けていない粗い状態ですので、湿気を与えても水分の含みも良く、水気が直ぐに下側へ垂れて行き難い本格的な作りです、と有りますがどう言う事ですか?。
回答者: Situgei 掲載日時: 30-Oct-2009 21:40 (1247 回閲覧)
室は本来漆を塗った品物を乾かす為の独立した空間を要する物です。梅雨時等の乾きの良い時は、そのままでも乾いてくれますが、乾きの遅い時は湿気を与えて促進させます、その為には棚板を出し、内壁に霧吹き等で湿気を与え、品物を入れて乾かします。その時、内壁が鉋を掛けたツルツルの状態では、折角与えた水気が下の方に垂れて、下側ばかりが湿気の多い状態になり、底板部分の傷みも早くなりますし、逆に次に乾かす品物をゆっくり乾かしたい時に、鉋を掛けてない粗い状態の壁の場合は、均等な湿気の含みなので、乾燥するもの早い利点が有ります。漆器作りばかりではないと思いますが、物作りの道具の造りは、全て理由が有る造りになっています。


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