| 楢造飾り棚 仕上がり situgei 楢造飾り棚 2008-11-27 16:07 1893 0
仕上がった飾り棚です。李朝風のデザインで、厨子のような使い方をされるようです。般若さんの依頼で、目摺り錆を全体にして、艶消しの摺り仕上げにしました。落ち着いた感じに仕上がり、喜んで頂きましたが、私自身は漆懸けより、作りの良さは勿論の事、洋にも和にも合う感じのデザイン力の方が優っていると思います。 |
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| 刳り物片口 A-1 situgei 刳り物片口 A-1 2008-12-19 18:13 1766 0
木工家の牧野さんに漆塗りを頼まれた、ノミ目を活かした「くり物」の片口です。栃材を彫りこんで造形した物で、前回の物より少し下側がふっくらとした、布袋型に仕上げた物です。外側の蚤目が夫々違う彫り方で、オンリーワンの作りです、仕上がりましたら画像アップします。 |
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| 曲げ物カップ situgei 曲げ物カップ 2008-12-31 9:50 2150 0
地元で、沈金を生業として仕事をしている作り手の方に、木地を持ち込まれ漆塗りを頼まれた、曲げ物のカップです。以前にも頼まれた物で、一番最初に木地を持ち込まれた時に、「任すから、どんな風に仕上げれば良いかな」と、「材は桧で軟らかい素材なので、縁に補強とデザイン的要素を兼ねて麻布を貼り、布を貼った部分と持手の部分のみを、黒塗りと溜塗りの2色とし、全体を木地溜にしてみたらどうか!」と提案し、仕上げた物です。今回の物は、その部分が黒塗りの物です。 |
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| 欅造厨子 1 situgei 欅造厨子 2009-1-4 10:28 1925 0
漆塗りを頼まれた高さ約40cmの、欅で作られた厨子です。木地を作ったのは木工家の牧野さんで、作りの精度の良さは勿論、部材は全て分解出来ますので、作業工程に於いては助かります。外側を伝統工芸展仕様の摺り仕上げで、内側を朱塗りの仕上げに頼まれました、仕上がりましたら画像アップします。 |
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| 刳り物片口 B-1 situgei 刳り物片口 B-1 2009-1-6 15:16 1779 0
木工家の牧野さんに漆塗りを頼まれた、ノミ目を活かした「くり物」の片口です。楢材を彫りこんで造形した物で、ノミ目が綺麗に造作されています。自然抽出で煮出した塗料に漬け込んで、神代風に染めたとの事です。ちなみに塗料については、「ヒ・ミ・ツ」です、どの様な感じに仕上がるのか私自信も楽しみです。仕上がりましたら画像アップします。 |
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| 刳り物片口 3 situgei 刳り物片口 2009-1-11 13:45 1929 0
最初に受けた片口の中の、もう一つの片口です。牧野さんのご希望で、ノミ目のラフな感じと合うように、内側全体に麻布を貼り白漆を塗り、外側全体を木地溜塗りにしました。 |
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| 風呂桶 A-1 situgei 風呂桶 A-1 2009-3-4 20:32 2157 0
色々な形や大きさの風呂桶を始め、様々な桶作り等をされている方に漆塗りを頼まれた、直径100cm深さ60cm、椹(さわら)材造りの風呂桶です。依頼主の希望の色漆が有り、その色で仕上げてほしいとの事で、当初は摺り仕上げでどうかと相談されましたが、長年使用して行った場合、板剥ぎの所はどうしてもずれが生じてしまい、木地の部分が出て来る可能性が有り、其処から劣化して来る事は否めないですし、その上、椹は桧等と同じく柔らかな材だから凹み易く欠け易いから、それが原因で耐久性と言う事ではお勧めしませんとお話ししました。色々と打ち合わせをしたうえで、総体を塗り仕上げにする事になりました。詳しい工程は、仕上げて画像アップした時に掲載します。 |
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| 篠笛 2 situgei 篠笛 2009-3-8 21:58 1820 0
塗り上がった篠笛です。竹籤(たけひご)の部分を黒の艶消しで、それ以外の部分を本朱の艶消しの塗り別けにした、塗り立てで仕上げました。塗った事で、より良い音色が出てくれれば良いのですが・・・、ピーヒョロロ。 |
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| 刳り物片口 B-1 仕上がり situgei 刳り物片口 B-1 2009-3-13 21:07 1672 0
仕上がった楢材の片口で、染め付けの上に透き漆を塗って仕上げました。画像では判りずらいですが、全体が黒塗りの感じに見えますが、実際の漆黒とは一線を画した仕上がりになりました。所々微妙に木地が透けた感じに見えています。数年後にはどのような変化を見せてくれるのか、嫁いで行った場合、私自身も見てみたいものです。 |
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| 盛器 A-1 situgei 盛器 A-1 2009-3-17 15:51 1734 0
岐阜県に在住の、木工作家の方に漆掛けを頼まれた盛器です。刳り物作りで、導管を埋める艶消しの摺りで、数十回摺り込んで仕上げます。前回の違う形の品物は、艶有りの摺りで、同じように導管を埋めて仕上げましたら、今まで落選していた日本伝統工芸展に、初めて入選したと喜んで頂きました。今回は違う展覧会への出品のようですが、期待に答えられるよう仕上げたいと思います、仕上がりましたら画像アップします。 |
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