| 刳り物片口 A-1 仕上がり situgei 刳り物片口 A-1 2009-4-8 11:39 1895 0
塗りが仕上がった片口です。其々の表情がより判る様に、艶消しの木地溜塗りに仕上げました。オンリーワンの木地作りが、良く判ると思います。 |
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| 水指し蓋 A situgei 水指し蓋 A 2009-4-2 12:54 1709 0
愛知県の抹茶・煎茶・茶道具の専門店様が、私のHPを見て製作を依頼され、仕上がった水指しの蓋です。三体とも絞り込んだ楕円形で、その内の2つは八角と、ねじり込んだ輪花の八角と、手の込んだ作りです。天縁は、三体とも正面と裏は凸に、側面は凹の全体が不均等の山道に作られており、普通の平らな合わせで作ると、側面の方が5mm位浮く蓋の作りになってしまい、そのままだと、蓋かカタカタと動いてしまいます。それでは使い難く、御点前で茶室に持ち入れる際も、間違い無くカタカタと鳴ると思いました。その為口がピタリと合う様に、何回も「塗り→合わせ直しの下地→研ぎ」を繰り返し仕上げました。今回の蓋は、依頼者様のご希望で、表は艶有りの上塗りに仕上げてあります。 |
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| 櫛 A 塗り前 situgei 櫛 A 塗り前 2009-3-25 18:14 1788 0
漆塗りを頼まれた、ミネバリ材の男性用櫛です。古くは柘植が多く使われていた櫛ですが、材料の枯渇から近年はミネバリ材が主になっています。櫛の一本々が、かなり細く隙間も1mm未満と狭いので、技術を要します。仕上がりましたら画像アップします。 |
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| 盛器 A-1 仕上がり situgei 盛器 A-1 2009-3-17 16:02 1897 0
仕上がった盛器です。導管を埋める作業と摺りを、数回毎に繰り返して仕上げていく方法で、今回は艶消しの仕上げにしました。一般的に言われている摺り仕上げとは違い、大変手間が掛かります。伝統工芸展等の刳り物や轆轤の作品にも施されているのは、艶を出して仕上げてある方法が一般的ですが、今回は、あえて行っている人が居ない艶消しの方法を執りました。 |
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| 盛器 A-1 situgei 盛器 A-1 2009-3-17 15:51 1735 0
岐阜県に在住の、木工作家の方に漆掛けを頼まれた盛器です。刳り物作りで、導管を埋める艶消しの摺りで、数十回摺り込んで仕上げます。前回の違う形の品物は、艶有りの摺りで、同じように導管を埋めて仕上げましたら、今まで落選していた日本伝統工芸展に、初めて入選したと喜んで頂きました。今回は違う展覧会への出品のようですが、期待に答えられるよう仕上げたいと思います、仕上がりましたら画像アップします。 |
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| 刳り物片口 B-1 仕上がり situgei 刳り物片口 B-1 2009-3-13 21:07 1674 0
仕上がった楢材の片口で、染め付けの上に透き漆を塗って仕上げました。画像では判りずらいですが、全体が黒塗りの感じに見えますが、実際の漆黒とは一線を画した仕上がりになりました。所々微妙に木地が透けた感じに見えています。数年後にはどのような変化を見せてくれるのか、嫁いで行った場合、私自身も見てみたいものです。 |
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| 篠笛 2 situgei 篠笛 2009-3-8 21:58 1820 0
塗り上がった篠笛です。竹籤(たけひご)の部分を黒の艶消しで、それ以外の部分を本朱の艶消しの塗り別けにした、塗り立てで仕上げました。塗った事で、より良い音色が出てくれれば良いのですが・・・、ピーヒョロロ。 |
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| 風呂桶 A-1 situgei 風呂桶 A-1 2009-3-4 20:32 2158 0
色々な形や大きさの風呂桶を始め、様々な桶作り等をされている方に漆塗りを頼まれた、直径100cm深さ60cm、椹(さわら)材造りの風呂桶です。依頼主の希望の色漆が有り、その色で仕上げてほしいとの事で、当初は摺り仕上げでどうかと相談されましたが、長年使用して行った場合、板剥ぎの所はどうしてもずれが生じてしまい、木地の部分が出て来る可能性が有り、其処から劣化して来る事は否めないですし、その上、椹は桧等と同じく柔らかな材だから凹み易く欠け易いから、それが原因で耐久性と言う事ではお勧めしませんとお話ししました。色々と打ち合わせをしたうえで、総体を塗り仕上げにする事になりました。詳しい工程は、仕上げて画像アップした時に掲載します。 |
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| 刳り物片口 3 situgei 刳り物片口 2009-1-11 13:45 1931 0
最初に受けた片口の中の、もう一つの片口です。牧野さんのご希望で、ノミ目のラフな感じと合うように、内側全体に麻布を貼り白漆を塗り、外側全体を木地溜塗りにしました。 |
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| 刳り物片口 B-1 situgei 刳り物片口 B-1 2009-1-6 15:16 1780 0
木工家の牧野さんに漆塗りを頼まれた、ノミ目を活かした「くり物」の片口です。楢材を彫りこんで造形した物で、ノミ目が綺麗に造作されています。自然抽出で煮出した塗料に漬け込んで、神代風に染めたとの事です。ちなみに塗料については、「ヒ・ミ・ツ」です、どの様な感じに仕上がるのか私自信も楽しみです。仕上がりましたら画像アップします。 |
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