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よくある質問 > 木曾漆器について
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 木曾漆器について
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 FAQ
以下はカテゴリ内に掲載されているFAQです。
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回答者: Situgei 掲載日時: 05-Nov-2009 15:48 (1294 回閲覧)
前のFAQでも述べていますが、基本的に上塗りの場合はお断わりしています、埃を嫌う作業ですので、その点ご理解頂きたいです。それ以外の下塗りや中塗りでしたら、一考に構いません。只、私の場合は他の方と違い、その日の工程で塗りではなく、下地関係の事をしたり、研ぎをしたり等、様々な作業をしますので、急に来られても塗りをしてない事が、多々有ります。予めお問い合わせ頂いた方が、この日が良いとかご返答が出来ると思います。ちなみに、先日も、途あるパンフレットの撮影の関係で、その日に塗れる品物と工程を段取りして調整しました。


回答者: Situgei 掲載日時: 30-Oct-2009 21:40 (1289 回閲覧)
室は本来漆を塗った品物を乾かす為の独立した空間を要する物です。梅雨時等の乾きの良い時は、そのままでも乾いてくれますが、乾きの遅い時は湿気を与えて促進させます、その為には棚板を出し、内壁に霧吹き等で湿気を与え、品物を入れて乾かします。その時、内壁が鉋を掛けたツルツルの状態では、折角与えた水気が下の方に垂れて、下側ばかりが湿気の多い状態になり、底板部分の傷みも早くなりますし、逆に次に乾かす品物をゆっくり乾かしたい時に、鉋を掛けてない粗い状態の壁の場合は、均等な湿気の含みなので、乾燥するもの早い利点が有ります。漆器作りばかりではないと思いますが、物作りの道具の造りは、全て理由が有る造りになっています。


回答者: Situgei 掲載日時: 06-Sep-2009 10:45 (1494 回閲覧)
お問い合わせの件ですが、ご自身が求める漆でやり方、時期等が変わります。底艶の有る漆を求められるので有れば、日の当たらない時間からナヤシを良く掛けて下さい、艶消しの漆を求められるので有ればナヤシを余り掛けず、黒目て下さい。少しの量と言う事ですが、仮に1Kg以下でしたら、その場合は丸桶や捏ね鉢等の方が良いかもしれません、私の持っているフネの場合は、逆に少ない量だと黒まりが早くなりすぎてしまいます、要するに黒める漆の量と黒目のフネの大きさは比例していると言う事です。時期については、その土地の気温・湿度と関係しますので何時が良いとかははっきりと言えません、ちなみに私の住んでいる木曾漆器産地、此処では5月後半〜7月半ば、9月前半終わり〜10月前半位が出来る時期だと思います。夏の暑い時期だけは止めた方が良いです、漆の温度が51度を超えると、不乾漆になってしまいますから、只、不乾漆を作るのなら別ですが・・・。その事を踏まえると、黒める所が西日本でしたら9月前半は気をつけた方が良いですし、北日本でしたら、夏場も出来る可能性が有ります。又、寒い時期にストーブを焚いて行う、寒黒目と言うのもあります。乾きの早い漆・遅い漆・透け具合の良い漆等、ご自身の求める漆によって時期や方法が違いますので、一度やって見ると次回以降の判断材料になると思います。頑張って下さい。


回答者: Situgei 掲載日時: 19-Aug-2009 11:58 (1388 回閲覧)
錆び土の入手については、現在は不可能と言えるでしょう。希に、製造の仕事を止めた方が要らないからと、他の作り手の方に話を持ちかけたり、地元の材料店に買い上げの相談に来られたり等で、出て来る位です。その場合は、アッと言う間に売れてしまうそうです。しかも、常に出て来る事ではなく、何年も出て来ないですし、難しい情報です。ちなみに、今販売されてる場合は、1個2000円位だそうです。仕事の点では非常に扱いやすい材料ですので、現在も有れば売れる物だと思いますが、製造コストを考えるとかなりの高値で売らないと会わないので、生産する事を止めてしまいました。私も当分使う量は持っていますが、今、工芸館の工房を借りて作品作りをしている芸大生が、興味が有るようなので、連れて行って久しぶりに自分で土を採取して、水簸して作ろうかと思っています。


回答者: Situgei 掲載日時: 07-Jul-2009 21:33 (1456 回閲覧)
ご指摘の通り、過ぎているかもしれません。手を抜くではないですが、その工程を省く事で早く仕上がったり、売価を下げる事が出来ると思います。けれども、その工程を省く事で耐久性が無くなったり、僅かでも人体に影響が有るような事だけは避けたいと思います。下地の工程の木地堅めを、漆で無く科学塗料を使ったり、擦り仕上げ等で木地の木目や色を初めから鮮やかに出したいが為に、ステイン等で着色している方が居ますが、その様な事はしたくないです。増してや、食器等はどんなに大事に使って行っても擦れたり欠けたりします、と言う事は前述の様な科学塗料の下地や木地堅めの部分が、僅かでも吸収される可能性が有ると言う事です、漆等の天然の材料のみの仕上げでしたら、人畜無害で何ら問題ない事です。又、修理等の事を考えると天然素材の物でしたら、修理も非常にやり易いです、例えば、科学塗料で木地堅めをして有る擦り仕上げの品物を直す場合、浸透力の性で木地を新たに磨き直しても、斑になる部分が有りますし、増してやそれを木地溜めに仕上げて欲しい等と言われた場合は、斑になり閉口してしまいます。物作りは仕上げればお終い、売ればお終いでは無いと思います、修理に戻って来る先の事まで考えると、過ぎる位の方が良いのだと思います。


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