木曾平沢町並み保存会   NPOビレッジならかわ   しおじりひろば   塩尻・木曽フィルムコミッション  
メイン
仕事内容
こだわり
道具・材料
その他
お問い合わせ・ご注文
リンク
工房日記
前月2024年 12月翌月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
<今日>
今日の予定 (書き込みが無い場合は工房で仕事をしてます)
予定なし
このサイトについて
リンクバナー


リンク
SmartFAQ is developed by The SmartFactory (http://www.smartfactory.ca), a division of InBox Solutions (http://www.inboxsolutions.net)
よくある質問 
ようこそ よくある質問 このページでは、よくある質問とその質問に対する回答集を掲載しています。どうすればいいのかわからないといった疑問や、すでにご存じのFAQをお持ちでしたら、お気軽に投稿してください。各FAQに対して自由にコメントも追加できますので、お気軽にコメントを投稿してください。
 カテゴリ一覧
以下はカテゴリとそのサブカテゴリの一覧です。 見たいFAQがあるカテゴリを選択してください。
カテゴリ FAQ 最新FAQ
 木曾漆器について
60 個展やグループ展の予定は有りますでしょうか?。
 蕎麦について
1 蕎麦打ちをされているようですが、予約すれば食べさせて頂けますでしょうか?。

 最新のFAQ一覧
以下は掲載されている最新FAQの一覧です。
« 1 2 (3) 4 5 6 ... 13 »
回答者: Situgei 掲載日時: 30-Mar-2012 19:48 (1973 回閲覧)
ご質問の件について、普通に使って行くには問題ないかと思います。では、何故私が作る室は桧やサワラを用いるのかと言うと、幾つかの理由が有ります。漆を乾かす(特に硬化させる)場合、室全体に湿りけを与えて乾かします、その場合、桧やサワラ以外の材の場合、水分の含みも悪く、室の床の方ばかりに水分がたまり、その部分の傷みが特に早くなりやすいです、しかも大きな室に成る程、室全体が均等の湿気具合にならず、下側のみが湿気の多い状態になり、品物の乾きにムラが出やすいです。又、室を幾つか設置している場合は問題有りませんが、一つしか設置していない場合、湿気を与えた湿(しめ)室から、乾きを落としたい乾(から)室で使いたい場合に、桧やサワラは水分の抜けも早いので、直ぐに対応した使い方が出来ます。その他には、自重も他の材に比べ格段に軽いので、床への負担も少なく、特に移動して使いたい大きさの室の場合は、移動も楽です。其れと最大の利点は、室は漆器作りでは一生物の道具の一つです、場合によっては湿気を与えたり乾かしたりを激しく繰り返します、その酷使的使い方に耐えれるのは、桧かサワラになります。因みに、私の工房で一番古い室は40年以上前の物で、現在でもバリバリの現役ですし、私の本家の従兄弟の兄の室は、優に100年は超えて現役です。ご予算やご都合で、桧やサワラが使えないとならば、決して他の材では駄目と言う事では有りません。只、私が自身HPで売る(受注)場合は、使う方に一生使って頂ける様にと、桧やサワラで作っているまでです。


回答者: Situgei 掲載日時: 17-Mar-2012 19:24 (1670 回閲覧)
お問い合わせの件について、「当方の品物なんて、大した物では有りませんし、ご期待に沿える事は出来ないと思います。」と、お断りしています。実際の事を言うと、対応出来ないと言うのが正直な処です。下手くそな作り手なのか、気に入らない仕上がりになると、納得行くまでやり直して仕上げますし、性格上手を抜く事が出来ない性分です。お恥ずかしい事ですが、4〜5年お待たせのお客様が数多く居る事も事実です、手が遅い作り手の恥部かもしれません。


回答者: Situgei 掲載日時: 28-Jan-2012 09:20 (1364 回閲覧)
ご質問の件ですが、摺り技法は木地に直に漆を摺り込んで行く技法で、余分な漆を綺麗に拭取る事から、拭き上げ技法とも言われています。簡単な技法に思われるかもしれませんが、突き詰めて行くと仕上げの種類の多さに感ずると思います。一つは素地に漆を摺り込んで行く事を、数回重ねて行く方法で、一番簡単に出来る方法です。其れより一つ手を掛けると、欅や楢等の導管が有る素地の場合に、途中で目摺り錆を施して、少し導管の目を埋めて(完璧に導管を埋めるのではなく)摺りを重ねる方法が有ります。更に手を掛けるとなると、途中や最初の段階で漆や錆で導管が埋まる様に施し、途中で水研ぎを数回し摺りを重ねる、目止めの摺りが有ります。その目止めの摺りも、鏡面の様に磨きを掛ける方法も有ります。又、夫々が黒摺りや赤摺り等、様々な色で仕上げる事も出来ます(発色に於いては綺麗に出ませんが)し、一般的に摺りの仕上がりは艶の出る技法ですが、特殊な方法として、夫々を艶消しに仕上げる事も出来ます。


回答者: Situgei 掲載日時: 31-Oct-2011 20:04 (1182 回閲覧)
お問い合わせの件についてですが、HPの室については、当時依頼されて製作した時に、写真撮影をしておいた物でして、その為にタイプAと記載したまでです。それ以前には、横幅2m・高さ1.3m・奥行き1.2mで、内部(幅)を2対1の仕切りで3枚扉(引き戸)の物。※長尺にも対応出来るように、仕切り壁はスライド式に取り外しが出来る様にしました。他に横幅1.5・高さ1m・奥行き1.1mで、内部(幅)を1対1の仕切りで2枚扉(引き戸)等、幾つか製作しました。只、その時はHPも立ち上げていなく、更に写真撮りもしていないので画像が有りません、有れば、それがタイプA・タイプB・タイプC・・・等になっていたと思います。上記のサイズになると、画像の室と比べてかなり大きな物になりますし、釘は1本も使わない構造で組み立て式ですので、依頼者が組み立てられないとの事で、東京へは2個(別々の依頼者)納めに行きました。(※もう一つは取に来られました)如何様にも、ご希望の寸法で作る事は可能ですので、ご希望の寸法をお知らせ頂ければ対応致します。ご検討下さい。



回答者: Situgei 掲載日時: 08-Aug-2011 20:29 (1377 回閲覧)
ご質問の件ですが、私の手持ちに有る漆の殆ど(呂仕上げ用漆以外)は、自分で手黒目した漆しか有りませんので、ご依頼された場合は、ご相談のうえ手黒目精製の漆を塗っています、と言うかその漆しかないからです。拘りを持って手黒目精製をしている方は、一般的にご自身の作る品物にしか塗らないと思います。前出のご質問にもお答えした様に、私は作家でもなく単なる作り手の一人です、只漆についても拘りを持っていて、たまたま毎年手黒目精製をしているだけの事です。ご予算の関係も有りますが、良いからこそ請け仕事にも、その漆を塗る事を決して惜しみません。ご検討ください。


« 1 2 (3) 4 5 6 ... 13 »
最近の作品
最近の請け仕事
欅椀 D-1 (2018-4-28)
欅椀 D-1
八角黒檀 K-2 (2018-1-3)
八角黒檀 K-2
八角黒檀 J-3 (2018-1-3)
八角黒檀 J-3
先角八角色漆 E-2 (2018-1-3)
先角八角色漆 E-2
最近の修理品