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回答者: Situgei 掲載日時: 19-Dec-2008 22:05 (1318 回閲覧)
ご質問の件ですが、基本的に毎日夜なべ仕事の年中無休です。只、自営業の特権で、急に私用や仕事の関係で出掛けて留守になる場合等有ります、それが1〜3時間で済む場合もあれば、半日以上留守になる事も有ります。来られる場合は、予めお電話頂ければ、無理な場合は無理ですとお答え出来ますので、ご検討下さい。


回答者: Situgei 掲載日時: 01-Dec-2008 17:39 (1874 回閲覧)
ご質問の件ですが、どちら共、基本的に木目を見せる塗り技法です。私が言っている木地溜塗りは、一般的に木地呂と言われている技法で、透き漆・赤呂漆等と言われる漆を塗り木目を見せます。木地呂と言う事で、研いで艶を出して仕上げ、木目を見せる場合も同じく木地呂とも言います。呂と言う漢字自体が艶を出す意味を表しますので、塗り立ての場合その言葉自体が合わない感じがして、私の仕上げた物は木地溜塗りと言っています。一方、春慶塗りは飛騨地方の代表的な塗りで、桧等を使った木地に透き漆を塗って、木目を見せる様に仕上げた塗りです。昔ながらの方法ですと、透き漆の黒目に丸桶を使い、漆自体が乾いた時艶がでるように「なやし」を掛ける為、日傘の下で黒まるのを遅くしながら、48〜72時間位掛けて黒目た漆を使ったようです。只、現在は黒目た透き漆に荏油(エゴマのあぶら)を、約3割位入れた朱合い系の漆を使って塗っている様です、その為、必然的に艶の有る仕上がりになります。人それぞれ好みが有りますから一概に言えないでしょうが、個人的には科学塗料を塗った感じがして好きではないです。仕上がった間もない品物を、飛騨の問屋さんで見た事が有りますが、乾いた品物の表面に浮き出た油を拭き取っていましたが、漆以外の物を入れて塗る事を好まない私にとって、今でも強烈な印象に残っています。


回答者: Situgei 掲載日時: 27-Nov-2008 12:08 (1172 回閲覧)
ご質問の件ですが、摺りと言う技法は木地に主に生漆を染み込ませ余分な漆を綺麗に吹き上げて乾かし、その工程を数回繰り返して行く技法で、拭き漆とも言います。木目を見せる代表的方法で、黒漆を使えば黒摺り、朱の漆を使えば赤摺り等、摺り仕上げも様々な色摺りが出来ます。漆塗りと言えば漆塗りですが、私自身は漆を懸ける技法の一つだと思っています、あくまでも塗りと言うのは、刷毛で塗り仕上げる方法も用いた技法だと思うからです。摺りと言う技法は、漆塗りの中の技法としては初めてされる方でも、覚えやすいと思います、極めて行けば逆に難しい処も有りますが、漆塗りを専門として物作りの世界に入られた方は別でしょうが、木工等を専門にされる方が塗装の方法として覚えられ、漆塗りですと言う様に表記されて売られているのも、それほど難しい技法ではないからです。只、摺りと言う技法は、余分な漆を綺麗に拭き上げて乾かすを繰り返す技法ですので、総体的に漆の層は非常に薄いです、その為洗う事を繰り返す食器等の場合は、角が薄く擦れて木地が出て来てしまいますので、耐久性と言う事では余り長持ちはしません、摺り技法でも出来るだけ耐久性の有る方法も有るのですが、あくまでも、家具等に向いている技法だと思います。おごった言い方になるかもしれません、漆塗りを生業とした者から言いますと、摺りしか出来ない方に漆「塗り」をしてあるんですよと言われると、漆を塗る事で品物の価値を上げようとした感じがして、摺りしか出来ないからでしょうと思ってしまいす。塗り本来がどれだけ難しいのかを知ったうえでなら納得出来ますが・・・。


回答者: Situgei 掲載日時: 30-Sep-2008 22:11 (1803 回閲覧)
ご質問の件ですが、修理品の「ひのき弁当」の中で述べていますが、ひのきはその素性から、官材と呼ばれている物と民材と呼ばれている物が有ります。官材は一度も植え替えられたり、植林された事のない、いわゆる天然林で、民材は植え替えられたり植林されて育った材です。植林された木から落ちた実が育った場合でも、植え替えられる事が無く育てば、官材になります。いわゆる実生の木で、人間の手が加えられなければ、その育ちはとてつもなく遅く、年輪の詰まった木に育ちます。ひのきは他の木と違い一番違う点は、何百年とある程度育った物でないと駄目ですが、切ってから800年以上経って一番硬化するそうです。今の法隆寺や正倉院等がそうです、その為建材としては最高の物だそうです。逆に言うと、それ位ゆっくりと硬化して行きます、他の材と比べても、そのような木は他には無いと言っても良いでしょうし、木造建築で今もなお、隆々と建立しているのが何よりの証です、如何な鉄筋構造の住宅ても800年は保たないでしょう。法隆寺や正倉院を建てた先人が、どうして800年以上経て硬くなる事を知っていたのか、しかも、水上げの終わる12月以降の新月の時に切り倒していたようで、割れやカビが生えない事もどうして知りえたのか、真か不思議です。物作りをしている者として、800年前の桧材で品物を作ってみたいのですが、如何せん世界遺産クラスの建物で使われている物しかない現状、到底無理な望みなのでしょう。


回答者: Situgei 掲載日時: 29-Sep-2008 12:13 (1236 回閲覧)
ご質問の件ですが、もとめられたお椀が、摺り仕上げなのか、全体が塗ってある物なのか判りませんが、塗ってある物でしたら、間違いなく輸入物です。たまたま、在庫放出品で現品のみと言う、良心的な物でしたら別ですが、日本製だと、どんなに安くても6000円以上はするでしょう、ともすれば6000円でも限りなく不可能と言えると思います。摺り仕上げでも、2000円では難しいと思います。5千円台以下の物でしたら、殆どが輸入物を塗り替えた物と思います、塗り替えた場合でも、2000円で売るようにするには、厳しいと思います。只、吹き付け塗装なら可能でしょうけど、その場合は漆を使うようでしたら、当然溶剤で希釈しなければ無理ですが・・・。余談になりますが、最近曲げ物お弁当でも、輸入物が多いです、二段の物で、止めるゴムバンドが付いて5000円前後で販売している物がありますが、間違いなく輸入物です。ちゃんと表示して販売していれば良いのですが、騙して販売しています、食品等でちょくちょくニュースになりますが、不当表示販売がまかり通っています、もとめる方が承知の上で買われるなら問題ないのですが、買われる場合は、お店の規模や歴史に関係なく、又マスコミや雑誌に取り上げられたから大丈夫と思わずに、確りした目でもとめられたほうが良いと思います。ちなみに、私の知り合いが、摺り仕上げの中国製のお椀を、塗り替えようと水研ぎをしたら、本来こげ茶色の研ぎ水になるはずが、緑色がかった茶色の研ぎ水になったと言ってました。全てとは言いませんが、中国製は下に何を塗って有るか不安です、緑色の研ぎ水という事は・・・・、恐ろしい事です。


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