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回答者: Situgei 掲載日時: 07-Jan-2008 09:16 (5414 回閲覧)
HPを見て頂き、有難うございます。質問の件ですが可能です、実際は品物を見ないと詳しい事は言えないですが、ご予算・納期など含め、ご希望の仕上げに対応いたしますので、気軽にお問い合わせ下さい。ちなみに、遠くは岡山県からの仕事を請けていた事も有ります、ご検討下さい。


回答者: Situgei 掲載日時: 01-Jan-2008 20:33 (1522 回閲覧)
基本的には可能です。作っている物が木地から作っていますので、例えばお椀を、お客様希望の形で、一個から作る事も出来ます。只、数が少ない場合は、単価が必然的に高くなる事をご了承頂きたいです、又家具等大物も同じように対応出来ます、ご検討下さい。


回答者: Situgei 掲載日時: 12-Oct-2007 17:52 (4507 回閲覧)
質問の件ですが、確かにそうですね。漆には様々な色の顔料を練り合わせて色を作ります、元々精製した漆自体がべっ甲色をしてますので、白色以外ほとんどの色を出す事が出来ます、その漆を使っていろんな色の漆器を作っても面白いかもしれません。只、私が木地を見せる仕上げの木地溜(きじだめ)塗りが多いのは、変な言い方かもしれませんが、その木が育って来た人生はその年輪で表現する事しか出来ないと思います、その年輪を見せてあげる事が、その木の最高のパフォーマンスと思い必然的に多いです。又、作り手の考えで各々違うかもしれませんが、木地を見せる塗り技法は、厚く塗ると見えなくなるし、むらに塗ると木目が見える所や見えない所が直ぐに判ります、又、ケヤキや楢等のような導管(年輪の冬目)のはっきりした木は、その部分にわずかなピンホールが出ますので、それを無くして仕上げる事は、シンプルな塗りですけど一番難しい塗りだと思います、まだまだ未熟ですが、あえてその塗りにチャレンジして行きたい点も有るからです


回答者: Situgei 掲載日時: 02-Sep-2007 22:11 (4963 回閲覧)
言葉で説明するには難しい質問ですね、何故なら、漆の最大の欠点が液体の物なら殆どの物と融合してしまうと言う事です。水を初め、油、科学塗料等です、その為漆と言っても何が混ざっているのか解らなくってしまいます。そのような漆で仕上げて有れば判断がつき難くなります、逆に言うと、その点を生かして使う人にとっては最大の魅力でも有ります。その点をふまえて、漆器に馴染みの無い方が判断するには難しい問題かもしれません、簡単に言えば価格に反映されるとしか言いようが有りません。只、塗り立て仕上げの場合で、手塗りの場合はどんなに上手い塗りをされる方でも、微妙な刷毛跡が有ります、同じ漆でも拭きつけ塗装の場合は、漆一味で塗る事は不可能ですので必ず希釈して拭きつけますが、ガン肌と言う乾いて行く過程に出来る、うねりを伴う微妙な大きめのブツブツ感が残ります。もう一つの研ぎ出して艶を出す呂色(ろいろ)仕上げの場合、科学塗料の場合は表面上のみの艶で、漆の場合は底からの艶が出ますが、この事に関しては見分けるには難しいと思います。漆器を長年作って来た方でしたら、見分けがつきますので、そう言う方に見てもらうのも良いかと思います。漆器も他の物と同様に、外国産を日本製とか、科学塗料を漆とか不当表示販売をしている所や方が居ます。、正直に販売するならともかく、騙して販売しています、求める方がそれを承知のうえでなら良いのですが・・・・。お金儲けだけすれば良いという情けない事です。


回答者: Situgei 掲載日時: 24-Aug-2007 21:32 (5857 回閲覧)
大変難しい質問ですね。同じ作り手として、どれが良いのか、悪いのか自分自身を基準に判断するしかないので、経験年数が多い人の作品に対して、述べる立場でもないですし・・・。一つ例を挙げれば、上塗りの場合、お椀の底裏(高台の中)を黒漆で仕上げる事が大変難しいです、刷毛目も無く(居直りを良く)綺麗に仕上げて有れば、技術のある方だと言えます。その他に プツ プツ と節が有れば、それは埃です、求める人がそれでも良しとすれば構いませんが、私自身はどうかな?と思います、何故なら、埃の代金もお客様から頂くからです。又、研ぎ出し等の呂色(ろいろ)仕上げの場合、その面と同じ位の高さから見た時、ボコボコとうねっているようでは、問題外です。以上、大まかな判断材料ですか、何か機会が有りましたら比べて見て下さい。


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